こうした世の中になればいいなとよく思う。
それは、昔の自分が誰にも認めてもらえなかったから。
そして、同じ状況を味わってる方が、少しでも前に進んで欲しいから。
これを実現する手段として「IT・デジタル」「ブランクがある方の支援」「政治・政策」といったフィールドで、活動していく方針だ。
僕がこれまでの人生で、この3つのキーワードにどう関わってきたいのかを、簡単にまとめてみた。
IT・デジタル
僕の人生において、IT・デジタルは欠かせないキーワードだ。
勤務先のIT企業では、スマホアプリの要件定義や品質管理、マーケティングツールの技術支援等の業務を行っている。
また、後述する引きこもり時代にはブログアフィリエイトで起業し、年間400万稼いだ経験がある。
この実績が企業に評価され、29歳で社会人になれた来歴がある。
ITに関しては、引きこもりを経験したからPCに触れる機会が多かったと感じる。15歳の時にはホームページビルダーを使って、当時好きだった戦国時代のサイトを作成した。ある程度形になって、楽天の人から広告掲載の営業メールが来たけど、そこまでやるエネルギーが無くて無視してしまったのは、今思えば凄く勿体なかったと思う。
学生時代では、サークル活動でしばしばITツールやSNSを使う機会があった。学園祭のビラをパワポで作ったり、スプレッドシートで管理を効率化したり、サークルのTwitterアカウントを作ってイベントの集客に使ったりした。こうした経験が、今のIT関連の仕事に繋がってると思う。
ブランク支援(闘病生活・引きこもり等)
僕は幼少期から20代半ばまで病弱だった。入院、手術を経験し、病気と闘い続けた。そんな中、同級生はスポーツや芸術に打ち込んで周りの評価を獲得していた。羨ましかった。病気と闘っても周りは評価してくれないからだ。何もできない自分に、劣等感だけが残った。
闘病生活の中で辛かったのは毎日服用する薬だ。副作用がめちゃくちゃ強く、頭痛も珍しくない。こんな状況だからスポーツは無理。ギターもやってみたけど継続するエネルギーが沸かない。引きこもりだったのでバンドを組むなんてありえなかった。
時は流れ22歳。僕はこの年で大学に入学した。
この頃は症状もかなり治り、日常生活の支障もほぼ無くなった。
一度きりの大学生活何をしよう。やりたい事を探すため行動しまくった。
やがて国際協力のボランティアサークルに入った。過去の自分と同じ、理不尽な事で苦しむ人の助けになりたいと思った。
苦労もあったが、自分で企画したイベントに多くの人が来てくれたり、僕の活動を見た友人が興味を持ってサークルに入ってくれたり、最終的には代表になって一年間務める事が出来た。過去に何事も成し遂げた経験のない自分でもここまで出来るんだ。自信を手に入れる事ができた。
政治・政策
昔から歴史が好きで、その流れで政治に興味を持つようになった。
小学6年の頃、当時の森喜朗首相が「神の国」発言をして、友達とそれをネタにして喋っていたのを覚えている。
浪人時代は、田中角栄元首相の本を読み漁り、今後の人生について考えるきっかけを得た。
その影響で大学は法学部政治学科に入学。
国際協力サークルに入った事もあり、ゼミでは国際政治を選考。
論文のテーマは、「ミャンマーの黄金の三角地帯」「イギリスのタックスヘイブン」とぃつたものだった。
大学卒業後、政治と接する機会はなかったが、結婚して家庭を持った事を機に、私たちの生活に根付く「政治」というものに、改めて関心を抱くようになった。
これまでは民間企業で勤務していたが、政治の領域で働いてみたい気持ちもある。
以前、デジタル改革担当の平井大臣がデジタル庁の人材募集に関して「回転ドアであって欲しい」と述べられていた。民間で働いていた人が政府内で働き、その後民間に戻る・・・といった柔軟なキャリアがあってもいいんじゃないか、という趣旨だと解釈している。
民間でIT・デジタルやってた人が、政治の場にキャリアチェンジする機会が増えてもいいんじゃないかと思う節はある。
また、かつて経験した闘病生活や引きこもりで苦しむ方への支援を、政治を通して行えないかとも考えている。
最近は孤独担当大臣が設置されたり、引きこもりの社会参画に対して理解ある議員が少しずつ増えてきている印象がある。
こうした追い風を活かし、僕自身も自分が出来る事を行っていきたい。