【書評】GAFAに克つデジタルシフト 経営者のためのデジタル人材革命【鉢嶺登】

こんにちは、だーやまです。

鉢嶺登さんの著書「GAFAに克つデジタルシフト 経営者のためのデジタル人材革命」を読んでみたので、アウトプットを兼ねて本の内容をまとめてみました。


なぜ読んでみたのか?

DXについて理解を深めたい。
ビジネスサイトの人がDXについてどう言及してるのかを知りたい。

著者・鉢嶺登さんについて

株式会社オプト等を傘下に置く、株式会社デジタルホールディングスの創業者。
2020年には、株式会社デジタルシフトを設立した。

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「GAFAに克つデジタルシフト」の内容について

GAFA、特にAmazonの脅威について
DXを推進する組織の作り方と注意点。成功した組織の具体例
DXを成功させる方法と専門の経営チーム(CDO、CMO、CTO、CCO)について
デジタル力診断。デジタル力を高める具体的な方法。
デジタル人材4職種(マーケター、テクノロジスト※、クリエイター、ビジネスプロデューサー)
※テクノロジスト:デジタルエンジニア及びデータサイエンティストの総称
デジタルホールディングスが推進するDX推進事業。デジタル人材を確保する方法
著者と立教大学ビジネススクール教授・田中道昭氏の対談

以下の動画も見ておくとわかりやすい。

GAFAに克つデジタルシフトとは?〜オプト鉢嶺会長

全ての日本企業のデジタルシフトを掲げたデジタルホールディングス。「広告事業の売上は追わない」構造改革の真意に田中道昭教授が迫る。

日米政権交代で社会が新しい方向性に進む変化の時、イノベーションを生み出す経営者に求められる素養とは。田中道昭教授が切り込む。

日本企業に求められるのは「グリーン&デジタル」。デジタル改革担当大臣平井氏とGAFA研究の第一人者田中道昭氏が徹底議論

自分の経験と感想

「DX人材」「デジタル人材」になりたいのであれば、マーケター、エンジニア、データサイエンティスト、クリエイター、ビジネスプロデューサーの5職種のうち、どれが自分に合っているか考える必要がありそう。
自分の場合は、ビジネスプロデューサーとマーケターの中間を考えたい。
もっとも、自分が志向する分野以外の知見(=相手と話はできるレベル)は持っておきたいと思う。

また、「DX人材(IT人材)を増やすべき」という主張はよく見られるけど、ここで言う「DX人材(IT人材)」が何を指しているのか見極めないといけない。自分がこの言葉を使う場合も同様。
この点を共有しておかないと、コミュニケーションロスが発生する恐れはある。